秋田県五城目町にある10代のためのデジタルテクノロジー拠点

レポート

1/28,29三種町STEAMワークショップ

2026.3.26 |

この記事を書いた人 : まつうら・まこと

    ハイラボは2026年1月28日、29日の2日間、三種町教育委員会からの依頼で、今年度末に閉校・統合を迎える三種町の3中学校の2年生たちを対象に、映像制作ワークショップを開催しました。
    琴丘中、山本中、八竜中の3校で実施されたこの取り組みは、テクノロジーを使って「最後の瞬間を迎える校舎の記憶を残す」という、思い出深い瞬間となりました。


    慣れ親しんだ場所を、自分たちの映像で残す

    このワークショップのテーマは、
    「スマートフォンやタブレットを使った映像制作を通じて、表現することの楽しさと、デジタルツールの可能性を体験してもらうこと」です。

    参加した2年生たちは、もうすぐ形が変わってしまう学校の日常を題材に、プロットの考案から撮影・編集まで、各チームで1本の「1分映画」を仕上げるという課題に挑みました。

    当日の流れと生徒たちの作品

    ワークショップは4〜5人のチームに分かれてスタート。まずは「何を撮るか、どんな物語にするか」を話し合いながらプロットを組み立て、脚本づくりへ。その後、タブレットやカメラを手に校内各所へ散らばり、思い思いのシーンを撮影しました。編集まで一貫して自分たちで行い、最後はクラス全員での上映会へ。廊下や教室、校舎の片隅——それぞれの班が切り取った「学校の記憶」には、自然とその子たちらしい個性がにじみ出ていました。

    講師の福山大学人間文化学部の久保田テツ准教授は各作品に対してコメントしつつ、全体振り返りの中で、「みずみずしい完成で、今しか撮れない場所でクラスメートとの思い出、人間関係をうかがえるいい作品をつくってくれた。今しばらくは黒歴史と感じるかも知れないが、5年後、10年後になればかけがえのない思い出になるはず」とメッセージを送ってくれました。



    すべての学校で笑いあり照れありの和やかな上映会となりました。

    STEAMだからこそ、校舎や生徒の記憶を記録できる。
    そのようなワークショップを生み出すきっかけをくださった三種町教育委員会の先生方や関係者の皆様、ありがとうございました。
    また、取材に訪れた新聞社の皆さまにも温かく見守っていただき、新聞メディアにも記事として掲載していただきました。感謝申し上げます。

    今回のような「地域の節目」や記録・表現に関わるSTEAMワークショップは、ハイラボが大切にしている活動のひとつです。他の自治体でも関心のある方は、お問い合わせページからお気軽にご相談ください。
    (ワークショップは交通費・人件費・実費などがかかるため有償となります。あらかじめご了承ください)

    この記事を書いた人

    まつうら・まこと

    松浦 真

    ちくわの磯辺揚げとシュークリームが好きです。得意なことは、人前で話すこと。苦手なことは、細かいことです。任天堂のファミリーベーシックでプログラミングをはじめ、電子音楽が好きです。家のDIYも好きで、電工二種の免許を持ち、太陽光パネルを自分で屋根につけて給電しています。電気、工作、そこにつながるプログラミング関係に関心ある方は相談してみてくださいね。

    運営

    住所

    秋田県南秋田郡五城目町下夕町59-6(ただのあそび場内)

    秋田県五城目町にある10代のためのデジタルテクノロジー拠点