秋田県五城目町にある10代のためのデジタルテクノロジー拠点

レポート

みそのテック202511~202603 KNCダイナーさんのコースターをつくろう

ハイラボ × 聖園天使園 × Arc & Beyond x KNCダイナー

はじめに:みそのテックとは

ハイラボのまっつんです。

「みそのテック」は、児童養護施設「聖園天使園」とハイラボ、

一般社団法人Arc & Beyondとの協働によって生まれた

Earn to Learn(学びが稼ぎになる)プログラムです。



誕生の背景

みそのテックが生まれた背景は下記URLに詳しく掲載されていますので、
そちらをご参照ください。

https://hy-labo.com/ArticleReport/KNMLdrMt


【第1フェーズ:あそび】

2026年10月のおばけカフェや
みそのマルシェで3Dプリンターやお店を出して
たくさんの商品やサービスを販売した聖園天使園の子どもたち。

みそのマルシェに同じく出店されていたKNCダイナーの木内さんが
子どもたちにも優しく接してくださり、普段から子ども食堂などでも
にかほ市の子どもたちにもたくさん機会を提供してくださっていました。

3DプリンターのPLA(プラスチック)コースター作品を見た
木内さんが、おっしゃってくださった「自分の店でもこのコースターを使ってみたい。
良い作品があれば購入してみたい。」という一言から、
KNCダイナーさんで実際に使ってもらえる作品をつくろうワークショップがはじまりました。

初回は、2025年11月30日

聖園天使園に集まった子どもたち約20名は、
まずアイスブレイクを通じて、仲良くなり
その後、KNCダイナーさんのお話を聞いていきます。

コースターはどんな場面で使わるのか。
KNCダイナーさんの店の雰囲気はどんな感じかを調べていきます。

そして、本当に使ってほしい人のことを考えるために
木内さんにも色々と質問していきます。

店の名前の由来は?
ハンバーガー屋をはじめるきっかけは?
それまではどんなことをしていたの?
色んな質問からターゲットのペルソナを考えていきます。

その結果、それらを実際の絵にしてデザインしていきました。

子どもたちからもいろいろな素敵なデザインが生まれていきました。


これらをもとに実際の3Dプリンターを使っていく、
3Dプリンターマスターに中1の女の子になってもらいました。
彼女は、みそのマルシェでも積極的にコースターを販売してくれて
デザインも工夫してつくってくれていました。

コースター制作 2回目
デザインをよりレベルアップしていくために
TinkerCADとベジェ曲線を使いこなすワークショップを年明け
2026年2月1日に開催しました。

前回、ペルソナを含めて、
木内さんが良いなと感じたデザインは下記の3つでした。



また、12月にはKNCダイナーさんに伺い、
実際のお店の見学も出来たとのことで、
そのときの感想もたくさん聞くことができました。

このデザインを実際に3Dプリンターでつくっていくには、
加工する技術が必要です。小学生~高校生までが混ざるみそのテックでは、
このtinkerCADを使って作品を形にする時間を学んでいきました。

3DプリンターとSTLデータの連携方法も学んでいきます。

実際に、コースターを図面に落としたり、
3Dプリンターの加工方法とその技術(特にTPU素材を積層して色を変えるための方法など)を子どもたちにレクチャーしていきます。

途中で、より滑らかなコースター作品づくりのために
ベジェ曲線を学ぶ講座を行い、こちらは大人も操作が慣れるまで難しい
ベジェを小さな子どもたちがあっという間に操作方法を掴んでいき、
大人も難しい曲線をいとも簡単に描いていく。そんな場面も見られました。

コースター制作 3回目

2026年3月31日がKNCダイナーさんの
最後の発表の日になります。
この日にいたるまでに、大人側でもサポートして
3Dプリンターのコースター作品を
実際に印刷しておきました。

いろいろな作品を印刷しました。

プレゼン前にはみんなでPCを使ってスライド作成や
TInkerCADでデータをつくっていきます。

そのスライドを中心に、
KNCダイナーさんに作品のプレゼンを行っていきます。

そのプレゼント作品実物を見ていただきながら、
KNCダイナーの木内さんからコメントをもらいます。

「1つ1つとても素晴らしい作品であるけども、
実際の店舗に置くにはもうちょっと修正が必要。
修正ができていけば、実際の店舗に置くことができる作品もある。
だから、ぜひ修正をかけていってほしい。」

その細かい修正についても、子どもだからと手を抜くのではなく、
本当にお店を経営しているプロとして指摘してくださることが
ありがたかったです。
(4月以降もコースター作品の修正はG-experienceが
子どもたちを定期的にサポートしていく予定です)

2026年度も引き続き、
みそのテックの子どもたちのクリエイティブを
サポートしていきたいと思います。

この記事を書いた人

まつうら・まこと

松浦 真

ちくわの磯辺揚げとシュークリームが好きです。得意なことは、人前で話すこと。苦手なことは、細かいことです。任天堂のファミリーベーシックでプログラミングをはじめ、電子音楽が好きです。家のDIYも好きで、電工二種の免許を持ち、太陽光パネルを自分で屋根につけて給電しています。電気、工作、そこにつながるプログラミング関係に関心ある方は相談してみてくださいね。

運営

住所

秋田県南秋田郡五城目町下夕町59-6(ただのあそび場内)

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